〇第25回レッスンの参加人数25名 ○第31回技能士試験8名参加

学びのヒント面接編③口頭試問のできたこと できなかったこと

CC試験学びのヒント面接編
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口頭試問で冒頭に聞かれる内容

口頭試問では冒頭「できたこと」「できなかったこと(キャリ協)・改善したいこと(JCDA)」を聞かれますが、これに結構苦労され、そもそもなにを言えばわからないと言われる方もおいでになります。

なにを論じるかは受験者の自由ですが、「学びのヒント面接編①」でご紹介した2級技能士の試験概要の面接の評価区分も参考にして、以下の3つの視点から論じてみたいと思います。

面接の進め方・面接で実施した技法・・・ 技能士試験の評価区分の「関係構築力」には「相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度」様々なカウンセリングの理論とスキルを用いて」と書かれており、面接にどのような姿勢で臨んだのか、どのような理論やスキルを意識して面接を進めたのかを論じることが考えられます。

面接で聞けた内容・・同様に「問題把握力」として「相談者が相談したいこと・訴えたいことを把握し理解する」「相談者が訴えている以外の相談者の問題を把握」と書かれており、面接を通じてCLの主訴や問題点の把握につながる「悩みの背景」「内面に潜む感情」「CLが訴えたいことと」などを聞けたのであればそれを回答するということが考えられます。問題点・今後の展開で語る内容と結び付けてして論じることを意識されるとなお良いと考えられます。

相談者の変化 ・・同様に「具体的展開力」には、「相談者に気づき、変化問題に対する認知の変化、自分または重要な他者に対する認知の変化、自己の表面的な表現から内面表現への変化、具体的行動や意欲の変化など)が起こること」としていて、面接を通じてCLにどのような変化があらわれたのかを論じることが考えられます。

全ての視点を盛り込んだ場合、たとえば‥
「面談の冒頭ではCLの方の表情は暗く、口数も少なかったことから(観察によるCLの様子を言及)、CLから発せられる感情の言葉を受容し、「はげまし技法」など用いて、丁寧に傾聴することを心がけました。何度も繰り返される「○○」という言葉に注目して経験の再現などを交えながら面接を進めました(カウセリングの進め方(姿勢)と技法に関する言及)。面接の途中から少しずつ表情も和らぎ、ご自身の仕事に対する考え方や想いなどを積極的にお話になり、考え方が〇〇から〇〇へと変化されてきていたと思います(聞けた内容・CLの変化)。その点ができたことです。」

もちろんこんな長文でなくとも良いと思いますし、すべての視点をいれる必要はないとは思いますが、①上記の3つの視点のどれをどのように盛り込むか ②面接の内容を反映したものになっているか ③CCの意図や論じている内容の根拠を示せているか ④面接を客観的にとらえられているか といった点がポイントとしてあげられる思われます。

「できなかったこと、改善したいこと」については、上記の視点で心がけたことや意図したことができなかった、不十分であったことを取り上げることになります。たとえば、「〇〇についてはポイントと考えていましたが仕事について熱心に話しをされていましたのでまずその点を優先した結果まだきけていません」「感情に思うように寄り添えなかった」「事柄の確認に終始したため感情の深掘りができなかった」「面接が一問一答となり面接が進展せずCLの主訴がつかみきれなかった」「CLの○○という発言について注目していたが面接のなかで十分聞くことができなかった」「CLは最後まで態度や発言内容に変化がなかった」といった内容が考えられます。

できなかったことで話されたことを受けて、この後の面談をどう進めたいかを付言されることがよいと思います。例えば、「○○について聞けなかったのでその点について丁寧に傾聴し‥」といった言い回しが考えられます。

この冒頭の2問の質問では、①受験者がCCとして15分間のインテーク面談を客観的にとらえているか、➁この後の面接をどのように進めようとしているのかが問われていると考えられます。

面接実技はロープレと口頭試問がセットで評価されることになり、口頭試問の対応力も大切だと言えます。ただし、配点はロープレの方が高いと考えられますので、まずはロープレのスキルアップがポイントです。

「関係構築」についてはJCDAでは質問の1つとして聞かれる場合があります。キャリ協でもできたこと・できなかったことで論じてもよいと思います。その場合も根拠を示しながら客観的に自己評価することが求められています。

「主訴・問題点・今後の進め方」についても問われますが、両団体とも論述で何度も書く練習をされていると思いますのでそれをもとに論じらればよいと思います。面接の内容を盛り込みより具体的に述べることが大切です。

口頭試問では苦手意識から面談の内容にかかわりなく事前に準備した内容をそのまま回答される方もおいでになりますが、その回答は当然評価はされないので、試験準備においての練習で様々な視点で表現してみることに挑戦してバリュエーションを増やし、ご自身の言葉で述べられるよう、口頭試問の対応力高めてくことが必要たど考えられます。

レッスンでは当日で実施した口頭試問にその場でフィートバックを行うとともに「振返り用セルフチェックシート」において口頭試問の書き直しを行っていただき、当方から追加コメントしながら対応力を高めるよう進めていまきす。

レッスン内容はこちらから

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