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学びのヒント面接編①面接試験に求められていることは

CC試験学びのヒント面接編
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面接実技試験のポイント

面接実技の流れ

面接実技について論じてみたいと思います。以下は面接実技の流れを図示しています。

試験概要から見る面接実技の内容

試験で何が求められているかを理解し試験対策を進め、試験本番でもそれを意識して臨むことが必要です。まず、確認すべきは試験団体から公表されている「試験概要」です。また、CC試験の概要は簡潔に書かれているため、より具体的に書かれている2級技能士の試験概要も参考にすると良いと思います。

※2級技能士試験の「試験概要の原文」はキャリ協のHPに掲載されていますので一緒にお読みいただけると良いと思います。同じキャリアコンサルタント試験である以上、受験者に求められている要件は同じだと考えられます。 ☞原文こちら(2ページ目参照)

CC試験の「面接試験概要」には「ロールプレイでは、キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)で相談者との関係を築き問題を捉え面談を通じて相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセスを心がける」とされ、技能士の評価項目と関係づけると3つポイントがあると考えられます。

技能士の評価項目との関係
① CCが自分をありのままに受容、一致していること、相談者への適切な支援→技能士評価項目‥基本的態度
②相談者を尊重する態度・姿勢で相談者との関係を築く→技能士評価項目‥関係構築力
③相談者の問題の見立て→技能士評価項目‥問題把握力
④相談者が気づき、成長する応答、プロセス→技能士評価項目‥具体的展開力

2級技能士では③の具体的展開力において「適切な目標設定・方策の同意」という文言が明示されている点がCC試験との相違だと言えます(冒頭の図参照)。

両団体の「試験結果通知書」の面接実技の「評価項目」は以下の通りです。
キャリ協・・「態度」「展開」「自己評価」
JCDA・・「傾聴」「具体的展開」「主訴・問題の把握」「振り返り」「将来展望」

以下、上記試験概要のポイントについて補足したいと思います。
相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)で関係を築く(2級技能士「関係構築力」)‥面接においてはCLファーストでCLの言語や非言語に集中し、傾聴しながら「受容的・共感的な態度及び誠実な態度」を維持しつつ、CLとの間でラポールと言われる信頼関係を構築していくことが求められていることになります。

CLがCCを信頼してはじめてCLは自分らしく振舞い、素直に内面の潜む感情を語ることになります。やりとりを通じて内省・気づきにつながるように面接を安定的に進められているかが試験では評価されると考えられます。※過去の試験結果すると、内省・気づきまでいくとかなりの高得点がつけられていますので、自らハードルを上げると緊張のもとになります。必ずしも内省・気づき与えなくとも合格できることを認識しておくとよいと思います。

受容‥CCはCLを肯定も否定もせずそのままを受け入れる無条件の好意的関心を維持すること。面接の前半はCLの発言に思い込み・認知の歪みによる「違和感」を感じると思いますが、CCの評価は無用です、CLをそのまま受け入れることが必要です。
※この点がレッスンを初めたばかり方には難しく感じる点だと思います。それはCCの経験、価値観に影響され、すぐCCの意見を述べたり、指摘をしてしまう方も多いようです。まずはCLをそのままを受容してください。
共感・・CLのものの見方、考え方、感じ方、価値観などをCCが同じように感じ、それを面接を通じてCLにチェックしてもらおうとする姿勢で、CCは伝え返しなどを通じて、」「あなたは○○と感じられているのですね」などとまずは受容することになります。

問題を捉え(2級技能士「問題把握力」‥「相談者が相談したいこと・訴えたいこと(主訴)の把握と理解」「相談者が訴えている以外の相談者の問題の見立て(推論)」「見立ての根拠の説明」が求められています。信頼関係が醸成するなかで、事柄の確認と感情の深掘りを通じてCLが訴えたい問題(主訴)があらわれるとともに、CCとしてCLの問題点を見立てることができるようになります。それを口頭試問で回答することが求められることになります。

相談者が気づき、成長するするような応答、プロセスを心がける(2級技能士「具体的展開力」)‥「面接を通じて相談者が気づき、変化が起こること」と書かれています。変化とは「認知の変化」「表面的から内的表現への変化」「行動・意欲の変化」と例示されており、これらの変化を促すように面接を展開できているかを評価されることになります。

認知の変化」‥CLが悩みを抱える発端は歪んだ認知」思い込みなどによることが考えられ、面接を通じてCLがそれに気づき認知・思い込みが変化・修正されるようなやりとりを求めれていることになります。
表面的から内的表現への変化」‥面接の冒頭ではCLは警戒し、CLは悩み、頭の整理ができていないことが想定され、CLの発言はうわべの表現にとどまっている可能性があります。CCには、面接のやりとりを通じてCLが冷静に考え、内省を促し、内面にあるものが表現されるやりとりが求められます。
行動・意欲の変化」‥態度、発言内容に前向きなものに変化することが求められます。

「心がける」と書かれており「できている」とは書かれていないことも考慮すると、以下の3点が面接実技のポイントと考えられます。

①関係構築を築こうとする姿勢ややりとり
➁CLの訴えたい問題(主訴問題点を見立て(推論)とその根拠の把握
③内省・気づき・変化につながるような応答・プロセスをどのように進めようとしたのか

面接後の口頭試問の重要性を認識することが大切

面接において、「関係構築」「問題点の見立て」「CLの気づき・変化」がすべてできれば理想ですが、緊張もあり満足な面接が出来ないことはままあると思います。面接が不本意なものとなった場合でも落胆せず、気持ちを切り替えて、口頭試問に臨むことが必要です。

口頭試問の冒頭では「できたこと」「できなかったこと(キャリ協)又は改善したいこと(JCDA)」「関係構築の進展状況(JCDA)」の質問で「自己評価(キャリ協)」「振り返り(JCDA)」を問われます。回答としては面接においてどのようなことを心がけ、意図しながら面接を進めたか、どのような結果(聞けたこと・把握できたこと・CLの態度変容)が得られたか、客観的にとらえ論じられているかを評価されていると考えられます。過大評価も過小評価も適切ではありません。

あわせてCLの主訴や問題点を論じ、その問題点を踏まえた今後の面接の進め方について回答することになります。なお、JCDAの場合には「資格の活用」がさらに問われることになります。

※最近ではキャリ協では「でたきこと、できなかったこと、今後の面談の進め方」の3問になってます。JCDAも「でたきこと、できなかったこと、今後の面談の進め方、資格の活用」は定番でその他いくつか聞かれています。口頭試問も練習を重ねることが大切ですし、実際に文字に落とし内容を吟味することが必要です。

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