これから2級を受験される方おいでになると思いますので私の経験をまとめてみました。興味がある方はお時間のある時にでもお読みください。
私の場合、CC試験に合格後、続けて2級に挑戦しました。
受験した動機
①フリーランスとして活動するにあたっては、「技能士を持っていないと仕事にならないよ」と強く勧められたこと
②仕事の募集要項を見ると「2級技能士」というワードが記載されるものが増えてきていたこと
③CC試験には合格したものの「なんとなく受かった」という「もやもや感」が残っていたこと
④ⅭC試験の知識や面談感覚が残っているうちに受けたほうが効率的であると考えたこと
⑤CCには継続的に自己研鑽が求められており、試験に合格するという目標があったほうがモチベーションが維持されると考えたこと といったものです。
受験によって得られたもの
①合格率15%前後という試験に合格できたことは少なからず自信につなかり、「熟練レベル」と認定されたことは対外的な信用を高めてくれると期待されること
②技能士の受験勉強を通じて、試験が求めていることやカウンリングとはなにか考え、思考錯誤した結果、理解が深まったこと
③CC試験受験の時には何となく面接を進めていましたが、面接において意図やスキルを意識しながら進められるようになったこと(相手がいることなので思うようにいかないことはままありますが‥)
④そうした知識・経験が現在運営しているレッスンにおおいに役立っていること
⑤何よりもありがたいのは、レッスン参加された方たちと、試験合格後も継続して自己研鑽を図るために主催する「キャリアアシストの勉強会」でも、それらの知見が活かせていること があります。
2級技能士試験と国キャリ試験とは違うと言う方もいますが、同じキャリアカウンセラーに違いがあろうはずはなく、求められているものは同じだと思います。
相違点としては‥
①ロープレ時間が違う
②論述と4つの評価区分すべてに6割以上の評価が求められている点でその分合格のハードルが高い(国キャリであれば論述で高い得点がとれれば面接は6割を下回っても合格できます)
③目標の設定と同意までを原則として求められている といったことが指摘できます。
ただし、私が知る限り③については目標設定まで行かずとも合格しているケースもあります。当初、技能士の練習会に参加していて、ロープレを目標設定までもっていくために足早な進め方となり、受容・共感どころではないという方が結構おいでになる練習風景と見ていて違和感を感じました。
私の場合には、受容・共感・誠実な態度といったものをまずは心掛け試験に臨んだ結果、CL役との関係構築が進み、面談が進展したことからCLから「いままで誰にも話したことがないのですがお話してもよろしいですか」と言われ自分の経験を話はじめられました。その結果面接実技で70点超えで合格できました。
あくまで私の雑感ですが‥‥。
※CC試験のレッスンに参加された方の中には引き続き2級を目指される方もおいでになり試験に向けてレッスンをしています。ご興味がある方お問い合わせからご連絡ください。