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学びのヒント論述編⑥JCDA問い1・2とキャリ協設問1・2について

CC試験学びのヒント論述編
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CCの面接のやりとりを評価し論じる

【JCDA 設問1・2】
問い1‥事例ⅠとⅡのキャリアコンサルタントの対応の違いにより展開が変わっている点を指定語句を用いて記述する。
問い2‥事例Ⅰの CCt〇〇 と事例Ⅱの CCt〇〇のキャリアコンサルタントの応答が、相応しいか、相応しくないかを理由も明記のうえ記述する。

①CCの望ましい意図を持ったやりとりには以下のようなものが考えられます。
・感情の受容・共感による関係構築を図るためのやりとり
・経験の再現を促し感情を掘り下げるやりとり
・感情の背景や内なる感情を探るやりとり
・CLの認知について確認するやりとり
・CLの問題点を把握するためのやりとり
・客観視・自問自答などを促すやりとり

②CCの望ましくないやりとりには以下のようなものが考えられます。
・CLの発言を無視したやりとり
・CL感情を受容していない
・CCの興味本位な質問
・CCの主観にもとづくやりとり

③やりとりの結果、その後の展開で以下の点がどのようになっているかを注目します。
・CLとの関係構築の進展
・CLの考え方・感情の整理の進展
・認知変化の進展
・CLの自己探索の進展
・CLの問題把握の進展
・CLの表現・態度の変容
・CLの内省・気づきの発言

以上の視点を理解したうえで書かれるとよいと思います。JCDAの場合逐語の文章量、解答欄の多さを考えるとこの設問の解答速度を上げるのがポイントの1つと言えます。

【キャリ協 問1・2】
設問1‥解答欄が2行ですので、主訴を含めたCLが相談したい内容を「転機」「主たる事柄」「CLの感情」を付記しながら簡潔に要約し記述する必要があります。相当量の文を2行に要約する必要があるため反復練習が必要です。

設問2‥事例記録の下線Bについて、このケースを担当したキャリアコンサルタントがどのような意図で質問を行ったかを考え記述する。下線Bの前後をよく読み上記の①のパターンを応用して解答するとよいと思います。

※実際の表現方法は過去問の解答例を別記事で掲載していますのでそちらを参考にしてください。

回にわたり論述を中心にお伝えしてきました。論述の答練が面接の実技の基礎固めにもなることを認識していただきたいと思います。レッスンでは面接の練習に並行して論述の答練を毎回実施し丁寧に対応していきたいと思います。

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