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第28回論述を解いてみました(JCDA編)

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問い1

事例Ⅰは「本当にこのままでいいのか」と不満を述べる相談者の気持ちを受容共感せず、一方的に転職を提案し、相談者から反発したことに対してCCtの固定観念から「仕事ってそういうもの」と決めつけた発言、「我慢すること」を提案、最後には「相談者が考えすぎだ」と結論づけるなど相談者が不満げな様子が伺え、面談が進展していない。「自分で勝ち取った感じがしない」との感情の背景にある営業の経験を探り、相談者が気にする「自分で勝ち取る」という言葉の思いを尋ね内省を引き出し、「周囲に認めさせたい」「できない自分を見られたくない」との意味づけを行い、「周りが見えなくなっていた」と相談者の自己探索が進んでいる。(294字/1行49字)

問い2

第1下線‥相応しくない

「本当にこのままでいいのか・・・」と悩む相談者の感情のある背景に経験を問いかけることもなく、CCtから「転職しては」と一方的な提案を行い、相談者の拒否的な反応が伺えるため。(84字/1行42字)

第2下線‥相応しい

繰り返す「自分で勝ち取る」や「自分の力で役に立つ」という言葉の背景にある思いを探り、内省を促し、「自分の努力が結果につながらないと意味がない」「周囲に認めさせたい」という思いを引き出しているため。(98字/1行49字)

問い3

「プレゼンを技術部門に任せよう」と言われ不満に思ったが「専門的な質問ばかりで自分では商談がまとまらなかった」との経験を通じて自己効力感が低下。「営業ってただの窓口なんですよ」「製品知識や医学の知識を学んでも~今の会社の営業職には求められていないんです」と現職に求められている役割、期待の理解不足。「技術部門の人のおかげ~自分の力で勝ち取ったわけではないので・・・。本当にこのままでいいのか・・・」「自分の努力が結果につながらないと意味がない」と思い込んでおりと働き方に迷っていることが問題と思われる。(250字/1行50字)

問い4

営業として患者さんの役に立ちたいという気持ちを尊重し、自身の働き方に迷う気持ちを受容しながら、CL10で始まった「周りが見えなくなっていたかもしれないですね」との発言についてさらに内省を促す。今回の商談において新規顧客との信頼関係を築けなければ、商談が成立したかを問いかけ、自身の成果を確認し、効力感の回復を支援する。上司が技術部門に任せようとし指示した意図、技術部門が的確に回答し、専門的な質問ばかりで自分では商談がまとまらなかったとの経験を通じて、営業の役割、期待を再考したうえで、技術と営業の協働の在り方を検討し自身の営業の仕方を考えてもらう。相談者が前向きな気持ちで業務に励めるよう支援する。(297字/1行49.5字)

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