設問1
アルバイト先の新聞販売店で正社員登用の打診があり、喜んで両親に報告したが大反対された。父の指摘はネガティブなものばかり、ほかにピンとくる仕事もなく、もう正社員の仕事には出会えないかもしれない、これからどうしたらよいか。(109字/1行54.5字)
設問2
「社会に認められた」「両親にいい報告ができると思い嬉しかった」との相談者の気持ちを「胸を張る」という言葉に言いかえ、相談者の内面にある感情を探り、両親の反応とそれに対する相談者の気持ちを把握するため。(100字/1行50字)
設問3①
1.家族の意見ばかりが目立ち相談者自信が今後どうしたいのかが整理できていない。2.新聞販売店の将来性や正社員の待遇の発言がなく情報不足であり、今後のライフキャリアプランが未検討なことが問題と思われる。(98字/1行49字)
設問3②
「父の勧めで公務員試験の勉強をはじめた」「喜んで両親に報告したが大反対されてしまった」「父は新聞発行部数の減少などネガティブな面ばかり指摘してくる」「特にやりたいことがなかった」「ハローワークでもピンとくる仕事がなかった」「この話を逃すとも正社員の仕事には出会えないかもしれない」の発言が根拠。(147字/1行49字)
設問4
「正社員としてもっと仕事を任せたいと言われ頑張ってみたい」との気持ちを尊重しながら、相談者に「新聞の将来性をどう考えるか」「正社員になること、待遇をどう考えているか」「なぜ正社員の仕事に出会えないと思うのか」ついて言語化を促し、相談者が考えを整理できるよう支援する。今後の生活設計を検討するため、販売店に正社員の収入などの待遇を確認し、打診を受け入れた場合の見通しを検討する。加えて、他社での正社員として働く場合を検討するため、自分の興味・関心、仕事観、強みを整理し、他社で正社員になるための支援制度や求人状況を調べその可能性について検討し自身の考えを整理する。家族とも相談のうえ今後のキャリアを納得して自ら決められるよう支援する。(315字/1行52.5字)